EVの苦戦
- 2026年05月22日
EVが苦戦している。
最近は、
「やっぱりハイブリッドだ」
という論調も強い。
確かに、
現実問題として、
EVにはまだ課題が多い。
充電時間。
航続距離。
寒冷地性能。
中古価格。
そして、
充電インフラの採算。
特にインフラ事業は厳しい。
充電器は、
設置した瞬間から固定費が発生する。
しかし、
利用者が増えなければ、
売上は立たない。
つまり、
「先に作らないと普及しない」
のに、
「普及しないと儲からない」。
これは非常に苦しい構造である。
鉄道黎明期の駅前も、
高速道路初期のサービスエリアも、
実は似たような問題を抱えていた。
今のEV業界は、
まだその段階なのだと思う。
しかも、
日本は特殊である。
日本には、
世界最強クラスのハイブリッド技術がある。
だから、
海外ほど一気にEVへ振れにくい。
これは悪いことではない。
むしろ現実的である。
ただし、
だからと言って、
電動化が消えるわけではない。
物流車両。
都市交通。
社用車。
小型モビリティ。
フォークリフト。
静かに、
確実に、
電動化は進んでいる。
環境技術というのは、
ある日突然、
世界が全部変わるわけではない。
じわじわ進み、
気が付くと、
後戻りできなくなっている。
そういう種類の変化なのである。








