今日は霞ヶ関回りです。
除染プラントについての打ち合わせを行ないました。
簡単な実証は楽しい作業です。
土砂水に粉末を入れてかき混ぜるだけで沈殿します。
放射線セシウム137は沈殿させる事が可能です。
上澄み液は極めて低レベル放射線量なので捨てる事ができます。
できうるだけ川上で放射性物質を食い止める事。
カーボンフリーコンサルティングが、除染についても力を入れているのは放射能問題は、未曾有の環境問題であり、健康被害のみならず、林業、農業、水産業といった第一次産業には極めて重大な被害が拡散する恐れがあるからです。
有効な手段を早期に講じて、河川への流入を防ぎ、風評被害はきちっとした線量測定を行なって払拭する。
そして被災地に雇用を創出すること。
沢山の意義があります。
明日からは沖縄に行きます。
昨日は千葉に伺いました。
職員の方々や議員の方々に放射性物質の除染について、その原理と技術の勉強会を開催致しました。
カーボンフリーコンサルティングでは、震災が起こる以前からしっかりとした除染技術を保有して活動してた企業を積極的に支援させていただいています。
これは被災地に雇用を産み、風評被害で苦しむ方々に解決策を提示し、不安にかられている方々にしっかりとした具体的な技術を提供することによって安心、安全をお届けする活動です。
未曾有の放射能汚染。この史上最大級の環境問題に対しては様々な活動を展開しなくてはなりません。
除染は避けては通れない必要な作業です。そして迅速に進めなくてはなりません。
この技術を応用すれば、東京湾に大量に流入してきている江戸川等からの放射性物質を未然に回収し防ぐ事も可能となります。現在800ベクレル/kgですが、今後更に上流で記録されている1600ベクレル/kg以上の放射性物質が流入する事が考えられます。
微生物を使うとか、ひまわりを使うとか、様々な噂はありますし、その一つ一つを否定するつもりはありませんが、放射性物質は無くす事はできません。
セシウム137の半減期までは約30年です。
除染は一刻も早く進めなくてはならない課題です。
きちんと回収してきちんと遮断することが求められます。