下水道だけでは守れない

  • 2026年09月04日

大雨が降ったら、

下水道へ流せばよい。

長い間、都市の雨水対策は基本的にこの考え方でした。

もちろん下水道は、私たちの生活を守る非常に重要なインフラです。

しかし短時間に大量の雨が降れば、処理できる量には限界があります。

道路から水があふれる。

地下へ流れ込む。

マンホールから水が噴き出す。

こうした都市型水害が発生します。

だから最近では、

「全部流す」

という考え方から、

「流す、貯める、浸透させる」

という考え方へ変わり始めています。

大きな地下貯留施設だけではありません。

公園。
学校。
駐車場。
ビル。
住宅。

街全体で少しずつ雨を受け止める。

これからの治水は、

巨大な施設だけでなく、

街そのもののつくり方を変える取り組みになっていくのだと思います。