雨庭という小さな治水

  • 2026年09月06日

「雨庭」という言葉があります。

レインガーデンとも呼ばれます。

少しくぼんだ場所に植物を植え、

屋根や道路から流れてきた雨を一時的に貯め、

ゆっくり地面へ浸透させます。

見た目は、

普通の植栽スペースや庭です。

しかし雨が降ると、

小さな雨水貯留施設になります。

面白いのは、

治水だけではないことです。

植物が増える。

生き物の場所になる。

景観が良くなる。

暑さを和らげる。

地下水を涵養する。

一つの場所が、

いくつもの環境機能を持ちます。

これがグリーンインフラの面白いところです。

コンクリートの施設か、自然か。

二者択一ではありません。

人工のインフラと自然の機能を、

上手に組み合わせていく。

これからの都市には、

そんな発想がもっと必要になると思います。