年の半分ほど途上国をぐるぐると。
そんな生活を何年か続けていくと、いろいろと知恵も生まれてきます。
安全な移動をすることはとても大切です。
多くのプロジェクトで団長を務めることが多いので、皆が少しでも快適に過ごしてほしいと考えています。
移動手段である、バンやミニバスは大切です。
高温でも適温を保てること、荒れた道路でもサスペンションがよければ揺れが全く異なります。
特にミニバスのサスペンションはとても大切です。
タイヤの上の席にあたってしまった人は、長時間の移動でヘトヘトになってしまいます。
1日10時間以上の移動の日もあります。
この車はとても良いです。
やはりメルセデス。
もしくは日本車が良いですね。

ブラジルはコーヒーが美味しいです。
とにかくよく飲みます。
飲み方はちょっと他国と異なります。
濃いコーヒーに、人工甘味料を数滴。
これがブラジリアンスタイルです。
無茶苦茶甘いので1、2滴にしないとならないですね。

シェラスコは炭火でなければシェラスコではありません。
ブラジルで仕事をすれば、何度も食べることになります。
店によって味は大きく異なります。
肉質、焼き方、塩加減、匂い。
サラダバーのメニューの豊富さ。
ピッカーニャを特別に焼いてもらいました。
この店の裏メニューのピッカーニャスペシャル。
日本名ではイチボという希少部位です。

環境都市クリチバ
この街での活動もそろそろ終わりです。
多くの方々、旧知の方々にお会いできました。
外は豪雨です。
ダンボールを頭に乗せて、車まで足早に移動しました。
雷雨
気温は15度
予期せぬ寒さ
さらばクリチバ

ここ何年か南米の仕事を多くやらせていただいています。
アフリカに力を入れようとするのですが、どうも南米に戻されてしまいます。
これも何かのご縁なのでしょう。
その中でもブラジルについては、今実施しているプロジェクトが最初でした。
なんども訪問するうちに、ブラジルの懐の大きなところが段々と好きになってきました。
これは私に限ったことではないのでしょう。
多くの人が、ブラジルの習慣や、仕事や生活に驚き、呆れるが、帰るときには、
いい国だというようになるそうです。
不思議な国です。
ブラジルの空。水色。
アフリカの空の色に似ているが異なります。
文章ではうまく表現できません。

サンパウロから国内線でクリチバへ
ブラジルの中でも、パラナ州は日本人が多いです。
そのクリチバは、環境都市として世界的に有名です。
しかもそれを作ったのが、日本人です。中村ひとしさんに以前お話を伺うことができました。事前に何冊かの本を読んでから臨んだので、彼の人となり、偉大な業績について直接汲み取ることができました。
未来世紀ブラジルという古い映画があります。
ブラジリアのような真っ平らな土地に、一から街を作る作業。
クリチバのように街全体を環境都市にデザインする力。
ハードの統一感と、ソフトの充実。
日本の都市開発には参考になるのではないでしょうか?

努力している人は一緒にいて楽しい。
リスクとっている人は応援したい。
挫折したことがある人は優しいから心地よい。
中身がない人と会うのはつまらないし時間の無駄だ。
知識がない、経験がない、興味がない、勉強していない、、、要するに目標もなければ、謙虚でもない人たちだ。
所謂サラリーマンに会うと幻滅することが多い。
視野も知識も経験も狭すぎて、会話がなりたたないのだ。
勿論、そんなサラリーマンばかりではないのだが、最近たまたまそんな人ばかりに会うことばかりだった。
それならば、零細企業の人や、志しをもつ若い人に会う方が余程いい。
世間ではエリートではないかもしれない。
学歴はないかもしれない。
だからなんだ、と思ってしまう。
ふと我にかえると、かつて自分もそうだった。
10数年前の話だ。私はサラリーマンだった。
その時代に、起業して成功している先輩に会いに行ったことがある。
しかし、相手の話しを聞くだけで、こちらからは話すことが出来なかった。
話す中身がないのだ。
私は自分のあまりの知見の乏しさを恥じた。
自分の生き方に疑問を持った。
世の中のことを何ひとつしらない。
何ひとつ関心をもっていない。
なんら努力をしていない。
だから自信がない。
そんな自分を恥じた。
いまでも1日平均1冊の本を読むことを続けている。そして多くの人にお会いして、様々な地に出掛ける。
知識と経験の両輪を駆使して、展開しなくてはならないからだ。
いままでの惰眠をむさぼる人生が変わり、リアルな世界に引き戻された。
その時代の悲しい事、悔しい事は、今思えばなんとくだらぬ事に思い巡らせていたのかと俯瞰できるようになった。
今ならば彼といろいろな話ができるだろう。

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