環境ビジネスの世界には、実に多くの認証制度があります。森林、農産物、エネルギー、製品、企業活動など、それぞれの分野で一定の基準を満たしていることを証明する仕組みが整備されてきました。
認証を取得することは、企業にとって大切な取組です。しかし、私は以前から、認証を取得すること自体が目的になってはいけないと考えています。
今回、輸入バイオマス燃料について、SBPという第三者認証制度の活用範囲を広げる案が議論されました。
認証制度の選択肢が増えることは、事業者にとって歓迎すべき面があります。取得や維持に必要な負担が軽減される可能性があり、複数の燃料を扱う企業にとっても便利になるかもしれません。
ただし、忘れてはいけないことがあります。
認証とは、あくまでも定められた基準に対する適合性を確認するものです。認証されたからといって、その事業が環境に一切の影響を与えないという意味ではありません。
また、異なる認証制度では、確認する項目や評価方法に違いがある場合もあります。同じ認証という言葉でも、その内容は必ずしも同一ではないのです。
重要なのは、認証マークの有無だけを見るのではなく、何が確認され、何が確認されていないのかを理解することでしょう。
企業の環境経営でも同じことがいえます。認証を取得したという事実を示すだけでなく、取得後に環境負荷がどう変化したのかを説明できることが大切です。
制度が増えれば、それを利用する機会も増えます。しかし、制度が増えることと、環境が改善されることは、必ずしも同じではありません。
環境認証はゴールではなく、より良い事業活動を続けるための道具です。
認証書を額に入れて飾るだけでは、地球環境は少しも良くならないのです。
捨てられるものを有効利用する。環境対策として、これほど分かりやすい話はありません。廃棄物を減らし、エネルギーを生み出すことができれば、まさに一石二鳥です。
ところが最近、この考え方にも少し変化が生まれています。
2026年10月、経済産業省の審議会で、輸入バイオマス燃料の持続可能性を確認する第三者認証について、新たな対象を追加する案が議論されました。パーム油の製造過程で生じる殻や、ナッツ類の殻など、農産物由来の副産物が関係しています。
これらは、もともと別の製品を作る過程で発生するものです。しかし、副産物だからといって、その環境負荷が必ず小さいとは限りません。
例えば、原料となる農作物がどのような土地で栽培されてきたのか。森林を農園に変える過程で環境への影響が生じていないか。加工工場ではどれほどのエネルギーが使われているのか。そして、日本まで運ぶためにどれほどの燃料を消費しているのか。
こうした問題を考えると、単に廃棄物を再利用するだけでは十分ではないことが分かります。
今回検討された認証の仕組みでは、加工段階だけでなく、原料の供給元の持続可能性にも目を向けています。
私は、この方向性は大切だと思います。
これまで環境政策では、製品が廃棄された後に何が起こるのかが重視されてきました。もちろん、それは今後も重要です。しかし、これからは廃棄物が生まれる前の段階にも目を向ける必要があります。
資源循環とは、単に出口を管理することではなく、入口から出口までを考えることなのでしょう。
捨てられるものにも、生まれた場所があります。その場所の環境まで大切にできてこそ、本当の意味で持続可能な資源利用に近づくのだと思います。
あまりにも重たいのでバリトンサックス用に軽量のケースを買いました。
それでも4キロ。楽器を入れると12キロ。
なかなかですね〜
合宿参加後に
仲間のライブの応援に行きました。
YOKOHAMA最古のジャズクラブ Firstです。
素敵な演奏でした。私も頑張らなくっちゃ。
一枚だけ、音楽仲間が勝手にAIで作ったイラストがあります。
どれでしょう!