work hard!

  • 2016年05月21日

最近銀行やら証券の人たちと話す機会が多いです。

金融業界には、優秀な頭脳が集まっているはずなのに、勿体ないなと感じてしまいました。

私の古巣の業界でもあります。

しかし、金融機関の人は勉強しない人が多すぎるようです。

ボンドマス(債券数学)とか何十年前の話しをしているのだろう。

今時IRRを盲信する人がどれぐらいいるだろうか?

IRRの数字など、規模を示すことはできないし、潜在力を示すものでもない。

 

いつからこんなになってしまったのだろうか?

頭の良い人ならば金融の知識は1ヶ月で習得できるレベルから変わっていない。

 

企業評価モデルも未だにDCFを使っていては企業の何がわかるのだろうか?

トリプルボトムラインも知らないで、金融や会計の何をしっているのだろう。

もはや企業運営の常識にもなっている、CSRについてどこまで金融業界は認識しているのだろうか?

 

行政からは指導が入っているはずなのに、未だに社長の個人保証と保証協会の制度枠での融資。金利を上げれば、個人保証をしなくても済むようになりました。

とある国会議員に個人保証という悪癖をなくさない限りは、日本に起業家は育たないと伝えたところ、逆に「制度は作った」と言われてしまいました。

しかし、どれほど多くの経営者が知っているのでしょうか?

これはきちんと貸し手側が事前に説明する責任があると思います。

 

この調子ではフィンテックに取って代わられて当然でしょう。

ATMの手数料を横並びにするのも然り。独禁法に違反していなくても倫理面での課題はあると思う。

 

優秀な人、TOPの住民がブルーエコノミーを作らないでどうするのだろう。

時代が止まってしまっているようです。

自分は安全な立場において、フリーランチを食べるだけの業務ならば、もはやその存在意義は薄くなるばかりです。これでは今後生き残ることはできないでしょう。

 

エールをこめて言います。

金融業界の方々はもっと勉強しなされ!