街は雨を吸わなくなった

  • 2026年09月03日

同じ量の雨が降っても、

森に降る雨と、
都市に降る雨では、

水の流れ方が違います。

森林や土の上に降った雨の一部は、地面へ染み込みます。

ところが都市では、

道路。
駐車場。
建物。
コンクリート。

地面が覆われています。

雨は地中へ浸透することができず、一気に側溝や下水道へ流れ込みます。

川が氾濫していなくても、街が浸水することがあります。

いわゆる内水氾濫です。

都市化とは、

便利な街をつくることでもありました。

しかし同時に、

「雨を吸収できない街」

をつくってきたとも言えます。

これからの都市づくりでは、

雨をどう排水するかだけではなく、

雨をどこで受け止めるのか。

そこまで考える必要があります。