流域治水という考え方

  • 2026年09月05日

川の水害対策というと、

堤防を高くする。

川幅を広げる。

ダムをつくる。

以前は、こうした河川そのものへの対策が中心でした。

もちろん、それらは今でも重要です。

しかし大雨が激しくなれば、

川だけを見ていても十分ではありません。

山に降った雨。

田畑に降った雨。

住宅地に降った雨。

工場や道路に降った雨。

それらが最後には川へ集まります。

そこで現在進められているのが、

「流域治水」

という考え方です。

川だけではなく、

流域全体で雨を受け止める。

行政だけではなく、

企業、地域、住民も参加する。

水は行政区域を見て流れているわけではありません。

上流から下流まで。

山から海まで。

水の流れ全体を見る。

環境問題も、本来はそういうものなのだと思います。

国土交通省も、気候変動を踏まえた流域治水を全国で進めています。