アイルトンセナ
- 2018年10月09日
やはりブラジルのヒーローなのだよな。

前菜は蟻です。
2匹います。
「まずは蟻を1匹つまんでそのまま召し上がってください」とのことでした。
当然ですが躊躇します。
「これは何かの罰ゲームでしょうか?」
と思わず尋ねてしまいました。
口に含むと、一杯に爽やかな味が広がります。
なんとも例えようのない甘美な香りです。
実は、この蟻はレモングラスのみを食べた蟻だそうです。
マナウスの名物料理です。
濃縮されたレモングラスの味。
とても上品でそして初めて体験する味でした。
喉に蟻の足が引っかかったような気がしましたが。
そしてアマゾンの川魚を3種いただきました。
日本の川魚のイメージとは全く異なります。
ピラクルは全長5メートル近くになるものもいます。
白身ですがねっとりとしています。臭みもありません。
ご関係者の皆様、大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

最大で300kmもの川幅を持つアマゾン川。
この地に来るたびに父を思い出します。
幼い頃に、よく聞かせてくれました。
アンデスからくる冷たい水とは中々交わることはなく、2色の色を保ったまま数キロ流れて行く不思議な現象。
ボリビア泥で黄色味を帯びたソリモンエス川と暗褐色のネグロ川の合流です。
父は当時放映されていた兼高かおる世界の旅を毎週観ていました。
あとは野生の王国という番組を好んで観ていました。
きっと世界を旅して回りたかったのだと思います。
入院する前に、「数ヶ月かけて一緒に世界を旅しよう」と持ちかけたのですが、すでに体力は弱っていたのでしょう。
実現することはできませんでした。
観ないまま鬼門に入りました。
アマゾン川に沈む夕陽を見ると父にも見せてあげたかったなと思います。
こうして世界を回っていると、「この場所を観ないで死ねるか」というような素晴らしい光景やインパクトのある場所を訪れることがあります。
体の自由が効くうちに、できるだけ回ってみることをお勧めしたいです。
世界は広く そして美しい。
何も観ないでおくのはなんとももったいない事だと思います。
