CO₂「1トン」は、同じではない

  • 2026年08月23日

カーボンクレジットというと、

「CO₂を1トン減らした」

という数字に目が行きます。

しかし最近、この「1トン」の中身が、以前より重要になってきました。

省エネルギーによって排出を減らした1トン。

森林伐採を防いだ1トン。

大気中からCO₂を取り除いた1トン。

さらに、そのCO₂を数十年間保持するのか、数百年、数千年単位で固定するのか。

同じCO₂1トンでも、意味が違います。

ボランタリークレジット市場では、追加性、二重計上、MRV、炭素を保持できる期間などを細かく見る動きが強まっています。

つまり、

「何トンあるのか」

だけではなく、

「どのような1トンなのか」

が問われる市場になり始めています。

カーボンクレジットの価格を見るときも、単純に1トンいくら、と比較するだけでは分からない時代になってきました。