DACが「実際の商品」になり始めた

  • 2026年08月27日

DACとはDirect Air Capture。

大気中から直接CO₂を回収する技術です。

大気中のCO₂濃度は低いため、工場の排ガスからCO₂を回収するより難しく、現在も高コストです。

それでも世界で投資が続いています。

2026年6月には、カナダ・アルバータ州のDeep Sky Alphaで、認証済みのDAC由来Removalクレジットが発行されました。

Deep Skyによると、第三者認証機関Isometricが認証し、マイクロソフトとRoyal Bank of Canadaに供給されます。

これまでDACでは、

「将来、この設備が完成したら何万トン購入します」

という長期購入契約が多く使われてきました。

それによって企業が、まだ建設前のDACプロジェクトの資金調達を支えてきたわけです。

今回面白いのは、

実際に大気からCO₂を回収する。

地下に貯留する。

第三者が検証する。

クレジットを発行する。

そして企業へ引き渡す。

ここまでが実際につながったことです。

量はまだ小さい。

価格も高い。

それでも、DACが「将来期待される技術」から、「実際にRemovalを生み出す技術」へ一歩進んだことは確かです。